最近、内務よりも外に出ることが多くなりいつもお客様より勉強させてもらっています。
その中で、最近考えてるのがこのテーマ。
「なんかよくわからないんだけど、社員に元気がない。」
「社内の活気がない。」
こんなお言葉を頂戴します。
その中で、よく出てくるのが教育研修!!シャキーン
よし!社員みんなで集まって、あるいわ社外の人と交流して、ワイワイガヤガヤしよう!学びの機会にもなるしいいよね???
なんてことが結構、起こります。
でも、本当に教育研修は組織の活性化に役立つのでしょうか?
僕の結論は条件付きで否です。
条件付きというのは、活性化してない要因が、能力が不足していたり、知識が不足していることが要因の時のみ、一定の効果があるかな、と。
ただし、この知識や能力がなくて組織が不活性化することは稀です。なぜなら、知識や能力はGoogle先生やOJTトレーナーに教えてもらえるし、社内リソースを使えるなら、困った社員は自分で聞きにいけるからですね。わざわざ、外部の研修に頼る必要性がない。
それよりも、ビジョンや方針の不明確さや上長との人間関係、上長のリーダーシップの欠如などなど他の要因に根ざしている場合が多いです。
また、この問題が混迷を極める理由は、組織の活性化というそのものが抽象的で、明確化しにくいものであるということです。
いづれにせよ、組織の活性化イコール教育研修の方式は成り立たず、少しは役に立つものであるぐらいの認識にとどめ、むしろ、活性化って具体的にどういう状態のことを言うのだっけ?と自身に問わねばなりません。
最近は、雨が多くて嫌ですね。
この土日は、僕もDVD三昧の廃人と化していました。いかんいかん。
ということで、また今度。
思想を体現する。