2014年1月22日水曜日

オラオラ系研修の効果の切れ目 〜非日常と日常を「同期」する〜

不動産投資の営業会社さんや保険の営業さんといったBtoCの営業会社でよく聞く話なのですが、お客さんの中にはオラオラ系の人材が欲しいから、オラオラ系研修がいいんだよねー、という話を聞きます。



今日はこのオラオラ系研修について考えてみました。



こういったオラオラ系研修の特徴としては、渋谷のスクランブル交差点叫んだり、全速力で走ったり、他者の欠点をゲキ詰めしたり、いくらなんでもというメニューがあったりします。ようは気合いが、なんとなく(笑)出そうな研修ですね。



昨今の若者には決して受け入れられそうになさそうですが、現実にはたくさんのオラオラ系研修が存在しています。



ショック療法としては非常にインパクトがあり、これが持続出来れば効果覿面!と言えそうですが実際はどうでしょうか。
皆さんは現実世界で上記のようなオラオラ性(!?)を発揮できるでしょうか。



一概には言えないですが、こういった類いの研修は一時的なものにとどまる、と僕は考えています。



ひとつは、非日常(=研修)から日常(=職場)への移行が理由になります。職場に戻って、他に誰もやっている人がいないことをおそらく、普通の人であればやりませんし、自分だけが浮いてしまうでしょう。組織に属する限り、そこの文化というものが存在します。そこに適応できなければ、変人扱いされてしまいますね(笑)



皆さんから、おいおいあまりにも単純すぎるやろと言われるのを覚悟でいうと、職場で使わないものは忘却されるということです。逆に言えば、研修内容は極力実業務に近しい方が短期的な行動変容が望まれるとも言えます。



非日常と日常をいかに「同期」させるのか?



研修企画者にはその視点が求められるでしょう。



そろそろ妻が帰ってきそうです。寝る支度でもして待とう。

思想を体現する。

人生を決めているもの。住宅と街並みとぼくの視線から考える人生論。

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