2014年9月23日火曜日

仕事選びは「好きなこと」と「その文脈」で決める


最近は、人手不足、人手不足の声が喧しいですね。

それだけ景気がよくなりつつある、または、人が動いているということですね。

ただ、その一方で、中途で採用された人たちがすぐに辞めてしまっているのも事実です。

人材サービス業界にいる人間として、ちょっとこのテーマを考えてみました。




仕事選びには、「好きなこと」と「その文脈」を考えることが重要ではないかと思います。

組織開発的に言えば、「コンテンツ」と「プロセス」、何が、という視点と、どう好きか、という視点です。



■仕事選びの軸① 「好きなこと」

この軸は簡単ですね。たとえば、僕で言えば、音楽、英語、本が好きです。単純に、これは好きなことを考えて、たくさん列挙していきましょう。

結構、この列挙していくということが重要だと思っています。何かを書く、というのは自分自身の考えを書き出すこと、頭の中で考えていることをしぼりだすということです。

改めての自分自身の自己理解につながっていきます。




■仕事選びの軸② 「その文脈」

さてさて、抜けがちなのはここからですね。僕は、音楽、英語、本が好きと書きました。仕事選びの軸②としては、この文脈を探ってきます。

たとえば、音楽であれば、歌うこと、聞くことが好きです。英語については、英語がえきることによるビジネスパーソンとしての価値向上という文脈で好きです。単純にしゃべれたら恰好いいという価値観も交じっています。本は、基本的には読むことですね。特に、本を自分が書こうという気持ちにはなりません。

僕の知り合いには、釣りが好きな友人がいますが、釣りというプロセスを通じた社交が好きという人もいれば、釣り上げるその快感が好きという人もいます。




いかがですか。

結構、この文脈が抜けてしまうことが多いのではないでしょうか。




僕は教育やコンサルに携わってきましたが、自分の成長がそのまま誰かの成長に繋がるという文脈に魅力を感じています。


思想を体現する。

人生を決めているもの。住宅と街並みとぼくの視線から考える人生論。

  家づくりを検討しはじめて約2ヶ月。あれだけ回避していたローンのリスクを受け入れて、家を建てることに決めた。日本の一戸建ての寿命が30年のところ、90年もつ家を建てることを知ったのが大きなきっかけだった。90年もてば3歳の息子も死ぬまで住むことができるだろう。それならローンを組...